銘柄分析

個別銘柄分析 ELEMENTS

記事作成中に急騰してしまいましたが
大注目の銘柄ですので分析を行っていきたいと思います!


2024年6月27日時点での分析になります

銘柄の概要

時価総額349億 PBR40.2倍 信用倍率は2.52倍 東証グロース市場 配当なし

①事業内容

・個人認証ソリューション事業
・個人最適化ソリューション

個人認証ソリューションってなんですか?

携帯で免許証などを確認されて
顔写真を正面・横向きなど撮影して提出した覚えがあるのではでしょうか?

ELEMENTSは主力製品である「LIQUID eKYC」で 
日本トップシェア22.4%で5年連続1位となっています。
月間認証件数は200万回と加速度的に利用されています。

市場は現在70億円規模ですが2026年には
約200億円規模にまで成長するとされています


また「LIQUID eKYC」の利益は
ストック型(利用回数✖️単価)のため利用されるほど大きな利益となります


現に、ELEMENTSの売上総利益率は88%と
異次元の利益率となっています。


銀行などの口座開設などで利用される一方で、

さらに注目しなければならないのは「マイナンバーカード」です
一般的に不評の声も聞かれる中、国が推し進める政策の1つです。

2024年6月25日の発表
「LIQUID eKYC」において、
WEBブラウザからマイナンバーのICチップで本人確認が可能
iPhoneの機能である「App Clip」に対応したアプリを提供する

こちらの情報から6日間で77%の上昇となっています。 
ELEMENTSの2024年11月第一四半期決算の書き起こしの中で
上記は語られているのでApple 絡みが大きく影響したのでしょうか?

 

じゃあ 個人最適化ソリューションは?

 

個人最適化ソリューションとは、
私たちの普段の生活「衣食住」において、快適になるようDX化を行うこと。

私たちに1番馴染みのあるものは、アプリ上での着せ替えです。
ELEMENTSは大手アパレル Jun や 
ナノユニバースで有名なTSIホールディングスへアパレルソリューション(「Sugekae」)を提供しています

②材料期待

・マイナンバーカード関連によるeKYCの市場規模拡大
・顔認証のデータを日本一持っている会社なのでセキュリティ関連やAI関連との連携も考えられる
 また海外の企業が日本の認証を行うにはELEENTSと連携した方が良いと判断され業務提携の可能性も?

③テクニカル分析

 

①ストキャスティクス RSI
 ともに高値圏で下に抜けるか注目

②窓埋めで1360 または
フィボナッチ1322(61%戻し)あたりまで
下がることを視野に入れる

③ボリンジャーバンド2σから離れるところで売りも検討

【追記】ここからは上昇後の7/5までに出てきたデータと参照してみましょう!

空売りネット

上昇波動に入ったのは18日ですが、
「LIQUID eKYC」での本人確認が材料とすれば
IRは2023年4月23日なので市場が飲み込むまで
1年かかったのかというところなのでしょうか。。

空売りから見ていくと18日以降から踏み上げが
始まっていますね!

チャートの形も直近の高値1013円を超えて
2週間で1915円の高値をつけました。(引用:空売りネット)

7月に入ってからも機関が空売りを入れていきますが
ことごとく踏み上げられ買い戻し。


時価総額415億の会社に
ここまで仕掛けるのも何かあるのでしょうか

2日に28万株入れたBarclays Capital Securitiesは
捕まっているのか
4日で買い戻したのか

今回のパターンを整理

①チャートの形
 過去の上値抵抗線900円を上値抜けたのちにそこを抵抗線として切り返した

②空売り
 複数の機関による空売りが企業の規模に対して多く入っていた

③出来高
 空売りが入る中出来高が最小となり「売り枯れ」が発生

④材料?
 2023年4月のIRで発表されていたがiPhoneが絡んだので好材料視されたか

最後まで見ていただきありがとうございます!
インスタでは引き続き情報発信していくので
要チェックです!

  • この記事を書いた人

sam

投資歴6年 | 29歳 | サラリーマン時代に節約に没頭 | 最高月収100万 | NISAや株式投資を紹介 | 新入社員でも分かる投資のお話

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